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ゆっくり魔理沙「SESの偽装請負について解説するぜ」

5月 15, 2025

魔理沙「今日はSESの偽装請負について解説するぜ」

霊夢「SESってよく聞くけど、偽装請負って名前からしてアウトな感じがするわね。ドロドロした話の匂いがして、逆にワクワクしてきたよ」

【1】SESとはなんだ?

魔理沙「まずはSESの基本からいくぜ。SESってのは『システムエンジニアリングサービス』の略で、簡単に言うと技術者が他社のプロジェクトを手伝う契約のことなんだぜ。だけど、法律的には『準委任契約』って形を取ってる」

霊夢「準委任契約って何?」

魔理沙「準委任契約ってのは、“仕事の成果”じゃなくて“作業の遂行”に対して契約することだな。つまり『何をしてくれるか』じゃなくて『作業そのものを進めてくれること』にお金を払う形だぜ。例えば『システムを完成させる』じゃなくて、『設計やテストを一定期間やる』って感じだな」

【2】偽装請負とは何か?

霊夢「じゃあ偽装請負って、どういう状態なの?」

魔理沙「偽装請負ってのは、見た目はSESとか請負になってるけど、実際は派遣と同じことしてる違法な状態のことを言うんだぜ」

霊夢「つまり中身が違うってこと?」

魔理沙「そうだぜ。例えば、A社のエンジニアがB社の現場で働いてて、B社の社員から『そこのコード直して』『今から会議出て』って直接命令されてたら、それはもう指揮命令をB社がやってることになる。これは本来のSES契約の形とは違うから、偽装請負と見なされる危険があるんだぜ」

【3】なんで偽装請負が起きるの?

霊夢「でも、なんでそんなややこしい違法なことが起きるの?」

魔理沙「理由は大きく分けて二つあるぜ。ひとつは派遣だと法律上の制限が多くて面倒だから。派遣には期間制限や届出義務があるし、マージン率の公開なんかも義務になってる」

霊夢「SESならその辺がゆるいってこと?」

魔理沙「形式上はな。でも実態が派遣っぽくなるとアウトだぜ。もう一つの理由は、そもそも契約形態の違いをきちんと理解してない企業や担当者が多いってことだな。つまり“知らずに違反してる”ケースもあるってことだ」

霊夢「ズルしてるだけじゃない場合もあるのね」

魔理沙「そうなんだぜ。でも、悪意がなくても法律違反になるから、知識がないってのは言い訳にならないんだよな」

【4】偽装請負の何が問題になるの?

霊夢「偽装請負になると、何が困るの?」

魔理沙「一番の問題は、労働者の保護が薄くなることだぜ。たとえば、指示を出してるのは客先だけど、雇用契約は元請けの会社と結んでる。だから、トラブルが起きたときに“誰が責任を取るのか”があやふやになる」

霊夢「例えば、仕事中にケガしたとか?」

魔理沙「そう。労災が起きたときとか、有給の扱い、セクハラ・パワハラの責任の所在が曖昧になっちまう。法律的にも、労働者派遣法や職業安定法に違反する可能性があるから、企業にとっても大きなリスクなんだぜ」

【5】どう見分ける?偽装請負のチェックポイント

霊夢「自分が偽装請負の状態かどうかって、どうやって判断するの?」

魔理沙「いくつかのポイントがあるから教えるぜ。ただし、一つ当てはまっただけで即アウトとは限らない。あくまで“総合的に”実態を見て判断する必要があるからな」

主なチェック項目:

  • 客先から日常的に『あれやって』『これやって』と直接指示を受けている
  • 勤怠の報告や管理を客先が行っている
  • 客先のルールに完全に従っている(始業・終業時間、服装、休憩時間など)
  • 元請けの管理者が現場にいない、あるいは形だけ

霊夢「これ全部当てはまってたら…私、もうアウト?」

魔理沙「その可能性は高いぜ。でも大事なのは“その状態を放置しないこと”だな。元請けの会社に相談したり、必要なら労働基準監督署に相談するのが正解だぜ」

【6】偽装請負は企業のリスクも大きい

霊夢「企業側も当然ヤバいってことだよね?」

魔理沙「当たり前だぜ。偽装請負が発覚すると、厚労省から是正指導や行政処分が入る。悪質なケースでは、事業停止命令刑事罰の対象になることもあるぜ。派遣法第49条や第51条あたりでしっかり規定されてるんだよな」

霊夢「軽い気持ちでやってバレたら取り返しがつかないってことか…」

魔理沙「そういうことだぜ。だからSESを使う企業も、それを提供する企業も、契約の意味とリスクをちゃんと理解しておかないと地雷を踏むことになる」

【7】SESと偽装請負の違いを理解して、安全に働こう

霊夢「要するに、SESと偽装請負って紙一重なのね」

魔理沙「その通りだぜ。SESは合法だけど、使い方を間違えたらすぐに違法な偽装請負になる。だから、働く側も企業も契約形態と実態がちゃんと一致してるかを意識することが大事だな」

霊夢「じゃあ、まとめてみるよ。
・SESは“準委任契約”で、作業の遂行が目的
・指揮命令権は元請けにあって、客先が直接指示しちゃいけない
・でも現場でそれが守られてないと偽装請負になる可能性がある
・偽装請負になると、労働者の保護がなくなるし、企業も法的リスクが高い
・判断は一つの要素じゃなく、実態を総合的に見て判断される
ってことだよね?」

魔理沙「バッチリだぜ霊夢。今日はなかなかスルドイ質問が多くて良かったぜ。法律の話は堅くなりがちだけど、自分を守るためにも知っておくべきことだよな。今日の解説はこれで終わりだぜ」

  • この記事を書いた人

たけし

30代インフラエンジニア。DPro卒業生。

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社などの正社員として特定派遣やSESで働く。
炎上案件や元請けSIerプロパーのパワハラに嫌気が差し自社サービス開発企業に転職。

充実した日々を送る中で、駆け出し時代に1から仕事を教えてくれた上司や助けてくれた先輩、病んでいたとき支えてくれた仲間のおかげで今があると気づき、悩めるエンジニアたちのキャリア相談にのりはじめる。

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