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【令和7年】基本情報技術者試験に最短合格する勉強方法

11月 4, 2023

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基本情報技術者試験に最短合格できるIT初心者におすすめの効率的な勉強方法を解説します。

情報系資格の代表格であり、合格すると進学・就職で有利になるほか、エンジニアの転職活動や昇進がしやすくなるなどのメリットがありますよ。

IT未経験からエンジニアに転職したい方、IT企業に就職した新卒エンジニア、実務経験年数やスキルが浅い若手エンジニア、SIerに常駐するSES企業のエンジニアほど合格すると社内や客先から高く評価されます。

どのように勉強をはじめたらよいかわからないあなたも、これを読めば独学に最適なおすすめの参考書・問題集や過去問が見つかる無料サイト、合格率UPする模試の受験方法などがすべてわかるでしょう。

基本情報技術者試験の受験に向けた準備

基本情報技術者試験の受験準備1)試験日程・申し込み方法を確認する

基本情報技術者試験は令和5年度からCBT(Computer Based Testing)方式で随時試験を実施しています。

CBT方式とは、試験会場に設置されたコンピューターで問題が出題され回答する試験で、都合の良い日を選んで受験することができます。

年間を通じてインターネットから受験の申込みが可能(会場ごとに申し込める人数が設定されているため、希望日に申し込めない可能性もあります)。

ただし、受験後はその後30日間再受験できないというリテイクポリシーがあるので、不合格後に再受験したいときはご注意ください。

また、科目A試験と科目B試験を同日受験する必要がありますのでご注意ください。

なお、身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による試験を実施しています。

受験申し込み方法はIPAのサイトで案内されていますのでご確認ください。

基本情報技術者試験の受験準備2)出題範囲を確認する

基本情報技術者試験は科目A試験科目B試験に分かれていて、両試験ともに1,000点満点中の600点を得点することで合格となります。

また、科目A試験と科目B試験では、出題形式が異なります。

科目A試験

試験時間90分

全部で60問の小問形式

テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系から出題される

科目B試験

試験時間100分

全部で20問の小問形式

全問解答必須(旧午後試験のように問題を選択して回答する形式ではない)

アルゴリズムとプログラミング(8割)、セキュリティ(2割)から出題される

2023年11月の試験から適用される試験要綱がVer.5.2になっているので、受験経験のある方は前回の試験範囲との変更点について試験要綱を確認しておいてください。

以前受験した人が再チャレンジする場合、過去に勉強したときと出題範囲が変わっている可能性があるので注意しましょう。

基本情報技術者試験の受験準備3)試験時間・出題形式・出題数・配点を確認する

試験時間

科目A試験が90分科目B試験が100分です。

出題形式

科目A試験と科目B試験ともに小問形式です。

記述式の問題はありません。

基本情報技術者試験の旧午後試験のように問題を選択して回答する形式ではなく、全問解答必須となりましたので過去に受験したことがある場合は注意してください。

出題数

科目A試験は出題数:60問・解答数60問科目B試験は出題数:20問・解答数20問(いずれも小問形式で全問解答必須)です。

配点

1000点満点中600点以上で合格となりますが、科目A試験・科目B試験ともに採点はIRT(項目応答理論)方式で行われるため、筆記試験のように1問〇点という配点は公開されていません。

基本情報技術者試験の受験準備4)受験資格について確認する

基本情報技術者試験には年齢や国籍などを含めて受験する上での制限はありません。

申し込みをすればどなたでも受験することができます。

基本情報技術者試験の受験準備5)受験料を確認する

基本情報技術者試験の受験料は7,500円(税込)

支払い方法はクレジットカード・コンビニ・Pay-easyから選べます。

※振込手数料は各自の負担

基本情報技術者試験の受験準備6)合格率・勉強時間目安・難易度を確認する

基本情報技術者試験の合格率

2023年4月から始まった新制度の基本情報技術者試験では合格率が50%超えとなっています。

基本情報技術者試験の勉強時間目安

基本情報技術者試験に合格するために必要な勉強時間の目安は200時間ほど(IT知識がゼロの場合)です。

ただし、エンジニアとして実務経験を積んでおりIT知識がある場合は50時間ほどといわれています。

基本情報技術者試験の難易度

IPAが主催する情報処理技術者試験の中で、基本情報技術者試験はレベル2で下から2番目の難易度です(最難関の資格はレベル4)。

ITの知識がまったく無いと最初はとっつきにくいかもしれませんが、独学でも十分に合格可能です。

基本情報技術者試験の受験準備7)CBT試験について確認する

CBT方式とは全国にある試験会場に設置されたコンピューターを使用して実施する試験で、画面に表示された問題に対してマウスやキーボードを操作して解答します。

ITパスポートやベンダー試験(CCNAやLPICなど)はCBT方式で実施されていますね。

CBT方式で受験する際の申し込み方法や試験日変更方法、試験会場、試験当日の持ち物、机上に置けるものなどをIPAのページで確認しておきましょう。

また、基本情報技術者試験をCBT方式で受験した体験記もインターネット上に多数公開されていますので、試験が始まってから慌てないよう事前に確認しておくのがおすすめです。

基本情報技術者試験の効率的な勉強方法

基本情報技術者試験の勉強方法1)参考書を通読・問題集を解く

独学で基本情報技術者試験を受験するなら、まずは入門者向けの参考書・問題集を購入して基礎知識を身に付けましょう。

初学者におすすめの参考書・問題集は以下の通りです。

これ以外にも参考書・問題集が出版されているので、書店で実際に手に取って試し読みを行い、自分に合う本を選んでくださいね。

基本情報技術者試験のおすすめ参考書

初学者にイチオシの参考書は「栢木先生の基本情報技術者試験教室」シリーズ。

合格に必要な知識が網羅的に学習できます。

まずは本書を読んで(2~3周)基礎知識を身に付けましょう。

栢木先生の参考書でもわかりづらいと感じる人にはキタミ式がおすすめ。

試験範囲の内容が噛み砕いて解説されておりイラストも豊富でイメージがわきやすいので、最初に読む入門書として最適です。

基本情報技術者試験のおすすめ問題集

基本情報技術者試験の問題集を買うならこれがおすすめ。

繰り返し出題される問題とその解き方や重要な用語・公式がまとまっており、計4セットの演習(サンプル問題1セット+対策問題3セット)もついています。

基本情報技術者試験のおすすめ科目B・アルゴリズム対策本

基本情報技術者試験の科目B試験で出題される「アルゴリズム」の問題対策としておすすめなのがこの1冊。

プログラミング未経験者でもこれで学べば大丈夫です。

基本情報技術者試験のおすすめ科目B・セキュリティ対策本

基本情報技術者試験の科目B試験で出題される「セキュリティ」の問題対策としておすすめなのはこの1冊。

アルゴリズム対策本と一緒に購入しておきましょう。

IT未経験の方やエンジニアだけどセキュリティに詳しくない方などはこれで学ぶと理解しやすくておすすめです。

基本情報技術者試験の勉強方法2)過去問を繰り返し解く

基本情報技術者試験の基礎知識を身に付けたら、過去問を繰り返し解きましょう。

過去問道場は基本情報技術者試験過去問題の中からランダムに出題される完全解説付きの無料Web問題集なのでおすすめ。

CBT方式に移行後の過去問を解くように注意してください。

なお、過去問自体はIPAがPDFで公開しています。自分で印刷し、回答・採点しましょう。

過去問を解いていてわからないよう用語が出てきたら、情報処理試験キーワード集で確認してください。

間違えた問題は解説をよく読み復習して理解を深めましょう。

基本情報技術者試験の勉強方法3)模試を受ける

情報系資格の受験対策講座を開講している学校が、基本情報技術者試験の直前に模試を提供しています。

【資格の大原】基本情報技術者試験の模試

基本情報技術者 Web模試 自宅受験

【TAC】基本情報技術者試験の模試

Web模試(CBT試験対策)

本試験と同じ出題形式で、最新の出題傾向を踏まえた模試になっているので、現時点での実力を把握し弱点を克服するのに役立ちます。

また、基本情報技術者試験ドットコム(過去問道場のサイト)の管理人が作成したオリジナル模擬試験もあります。こちらは無料。

おすすめ転職エージェント

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  • この記事を書いた人

たけし

30代インフラエンジニア。DPro卒業生。

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社などの正社員として特定派遣やSESで働く。
炎上案件や元請けSIerプロパーのパワハラに嫌気が差し自社サービス開発企業に転職。

充実した日々を送る中で、駆け出し時代に1から仕事を教えてくれた上司や助けてくれた先輩、病んでいたとき支えてくれた仲間のおかげで今があると気づき、悩めるエンジニアたちのキャリア相談にのりはじめる。

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