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CompTIA Network+ N10-009とは?出題形式・合格率・おすすめ参考書を解説

「ネットワーク系の資格を取りたいけど、どれを選べばいいの?」そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、CompTIA Network+ N10-009です。

ネットワークの基礎からセキュリティ、トラブル対応まで、幅広いスキルを実践形式で問われるこの試験は、IT初心者にもプロにも支持されるグローバル資格。

未経験からネットワークエンジニアになった場合、1年目からCCNAとともに取得するよう会社から求められるのでぜひ合格しておきたい資格です。

この記事では、2025年最新の出題範囲・勉強法・合格率など、気になるポイントをまるごと解説します。

N10-008からの変更点もしっかりカバーしているので、ぜひ参考にしてください。

CompTIA Network+ N10-009試験の基本情報と出題形式

試験コードとリリース日

CompTIA Network+ N10-009は、日本語版が2024年8月27日(英語版は2024年6月20日)に正式リリースされたネットワーク技術者向けの国際資格です。

従来のN10-008からおよそ3年ぶりのアップデートとなり、最新のネットワーク技術とセキュリティ動向を反映した内容に刷新されました。

試験コードは「N10-009」となっており、有効期間はリリースから約3年(更新のない限り)とされています。

CompTIA資格の中でもNetwork+は、IT業界でのキャリアスタートや基礎スキル証明に最適な資格として評価されています。

出題形式と問題数

試験は選択式(複数選択・単一選択)とパフォーマンスベースドクエスチョン(PBQ)と呼ばれる実践的な課題形式の問題が組み合わされています。

合計で最大90問が出題され、実際のネットワーク設定やトラブルシューティング能力が問われるのが特徴です。

問題の難易度は中程度〜やや高めとされ、しっかりとした準備が不可欠です。

試験時間と合格ライン

試験時間は90分で、その間にすべての問題を解答する必要があります。

合格ラインは100~900点満点中、720点以上と定められており、実質80%近い正答率が求められます。

PBQは部分点があるため、戦略的に得点を稼ぐことが重要です。

試験言語と受験方法

試験は英語、日本語、ドイツ語、スペイン語で提供されています。

受験はピアソンVUEのテストセンターまたはオンライン試験で可能です。

自宅で受けたい場合は「OnVUE」方式を選ぶと、予約後にPCとカメラ環境を整えるだけで受験が可能になります。

受験料と有効期間

2025年時点の受験料は日本円で約46,284円(税込)です。

学生や軍関係者向けの割引制度もあります。

試験に合格すると、その認定資格は3年間有効で、CE(継続教育)プログラムを通じて更新も可能です。

更新には他のCompTIA資格取得や、業務経験の証明、トレーニング受講など複数の方法が用意されています。

CompTIA Network+ N10-009出題範囲とN10-008からの主な変更点

新しい出題範囲

N10-009では、出題分野は以下の5つに再編されています(()内は出題比率)。

  • ネットワーキングの概念(23%)
  • ネットワークの実装(20%)
  • ネットワークオペレーション(19%)
  • ネットワークセキュリティ(14%)
  • ネットワークのトラブルシューティング(24%)

現代のITインフラに即した出題内容が求められるようになりました。

削除されたトピックとその理由

N10-008で扱われていたレガシーなプロトコル(例:Token Ring)や、ハードウェア構成の詳細といった時代遅れの内容はほぼ全て削除されました。

これにより、現場で実際に使われている技術への集中度が増しています。

非効率な学習時間を削減できるため、受験者にとってもメリットが大きい変更です。

追加された最新技術や概念

N10-009では以下のような現代的なトピックが加わりました:

  • 有線/無線デバイスのネットワーク接続を確立し、展開する。
  • ネットワーク関連のドキュメントの目的を理解し、維持する。
  • 一般的なネットワークサービスを構成する。
  • データセンター、クラウド、仮想ネットワークの基本的な概念を理解する。
  • ネットワークアクティビティをモニタリングし、パフォーマンスを可用性の問題をトラブルシューティングする。
  • ネットワークにセキュリティ強化手法を実装する。
  • ネットワークインフラストラクチャの管理、構成を実施し、トラブルシューティングを実行する。

これにより、今後のネットワーク技術者に必要とされるスキルセットとのギャップが縮まりました。

出題割合の変更点

「セキュリティ」と「トラブルシューティング」の分野の比重が増加しています。

サイバー攻撃の増加やリモートワーク環境の普及により、これらの知識は現場でも即戦力として重視される傾向にあります。

変更点が受験者に与える影響

N10-009の変更は、実践力と応用力を重視する傾向が一層強まったと言えるでしょう。

そのため、単なる暗記ではなく、実際のネットワークトラブルへの対応経験や、システム全体を俯瞰する力が求められます。

勉強方法も、よりハンズオン型にシフトすることが合格への近道になります。

CompTIA Network+ N10-009試験の難易度と合格率の実情

合格率の統計と傾向

CompTIA公式からは合格率は公表されていませんが、業界関係者の情報によると、N10-009の推定合格率は約65%前後とされています。

前バージョンよりやや低下傾向にあるのは、内容の専門性と実践性が増しているためです。

受験者の背景と合格への影響

実務経験が1年以上あるITエンジニアは比較的スムーズに合格しやすいとされています。

一方、未経験者や他業種からの転職者は、基礎からの習得に時間がかかる傾向があります。

とはいえ、適切な学習計画を立てれば、十分に合格可能な範囲です。

難易度に対する受験者の声

実際に受験した人の多くが、「思っていた以上に応用力を問われた」「トラブルシューティング問題が難しかった」と感じています。

特にPBQに慣れていないと、時間配分を誤ってしまうリスクも高いようです。

初学者と経験者の合格戦略の違い

初学者の場合は、まずネットワークの基本からじっくり学び、仮想環境などを使って手を動かす学習法が効果的です。

経験者は、自分の知識の穴を模試や問題集で洗い出し、実践力強化にフォーカスするのが有効です。

難易度に応じた学習時間の目安

一般的には、未経験者で約100〜120時間、実務経験者で60〜80時間の学習時間が目安とされています。

短期集中型で1日2〜3時間、約1.5〜2ヶ月の準備期間が平均的です。

CompTIA Network+ N10-009試験の効果的な勉強方法とおすすめ教材

学習計画の立て方と時間配分

まず、試験日から逆算して「週に何時間学習できるか」を把握することが大切です。

未経験者であれば最低でも2〜3ヶ月、週に10〜15時間程度の学習時間が必要とされます。

最初の1週間で出題範囲を把握し、次の3〜4週間で基礎を固め、後半の1ヶ月で演習問題と模擬試験を繰り返す構成が理想です。

スケジュールには余裕を持たせて、「復習日」や「模試日」を設定すると学習効果が高まります。

推奨される参考書と問題集

2025年時点でのおすすめ教材はこちらです。

問題集については、CompTIA公式のCertMaster Practiceも有効です。

解説付きで、間違えた問題を繰り返し練習できる仕組みになっています。

オンラインコースと動画教材の活用法

映像で学びたい人にはUdemyの「【2025年版】N10-009対応版 CompTIA Network+ 模擬問題集」が人気です。

また、日本語で学びたい方にはYouTubeチャンネル「ITパスポート・基本情報処理講座」などの基礎動画を併用すると、序盤のつまずきを防げます。

模擬試験と過去問の重要性

過去問そのものはCompTIAでは一般公開されていませんが、出題傾向を反映した模擬試験が多数出回っています。

  • MeasureUp(公式提携の模試)
  • Boson Practice Exams(難易度が高く本試験に近い)

模試は必ず試験時間(90分)を測って解きましょう。

結果をもとに弱点分野を再復習し、80%以上安定して取れるようになれば合格ラインに達しています。

実践的な学習方法とその効果

ネットワークは「頭で理解するだけでなく、実際に触れること」が非常に大切です。

GNS3やCisco Packet Tracerといった仮想ネットワークツールを使えば、自宅にいながら実際のネットワーク構築を体験できます。

特にトラブルシューティングやルーティングの設定練習に効果的です。

また、スマホアプリでのスキマ時間学習(例:CompTIA Pocket Prep)もおすすめ。

通勤中や休憩時間などを有効に使えば、全体の学習効率が大きく向上します。

CompTIA Network+ N10-009試験対策のポイントと合格へのアドバイス

試験当日の注意点と準備

試験当日は30分前には会場(またはオンライン環境)に準備を整えておくのが安心です。

OnVUEでのオンライン受験では、身分証の提示・カメラ環境チェック・部屋のスキャンが必要ですので、前日までに必ず確認しておきましょう。

また、筆記具や計算機は使用不可ですが、試験画面内に簡易的なノートツールが用意されています。

計算が必要なサブネット問題などは、これを活用して冷静に対応しましょう。

よくあるミスとその回避法

頻出するミスには以下のようなものがあります:

  • 時間配分のミス:PBQに時間をかけすぎて選択式に焦るケース。
  • 問題文の読み違い:英語の文脈を正しく理解せず誤答。
  • 消去法を使わない:迷った場合は明らかに誤りの選択肢を排除することで正答率アップ。

これらは、事前の模擬試験で対策しておけば防げるミスです。

合格者の成功体験と学び

SNSやブログでは、「模試を繰り返し解いた」「仮想環境で毎日手を動かした」という声が多く見られます。

また、IT未経験者でも「3ヶ月毎日2時間勉強したら合格できた」という体験談もあり、継続こそが最大の武器であることがわかります。

モチベーション維持のコツ

長期学習で大事なのは「小さな達成感」を感じることです。

章ごとのミニテストや、日々の学習ログを取ることで自分の成長を可視化しましょう。

また、SNSでの進捗共有や、学習仲間を見つけることも有効です。

試験後のキャリアパスと活用法

Network+の資格を持っていることで、インフラエンジニアやネットワーク管理者のポジションへの就職が有利になります。

また、次のステップとして「CompTIA Security+」や「Cisco CCNA」に進む道もあります。

スキルと知識を証明する確かな武器として、今後のキャリアに活かせる資格です。

CompTIA Network+ N10-009まとめ

CompTIA Network+ N10-009は、ネットワーク技術者としての知識とスキルを証明する世界標準の資格試験です。

試験形式は実践的で、クラウドやセキュリティ、トラブルシューティングなど最新トピックをカバーしており、現場で即戦力となる知識が求められます。

旧バージョン(N10-008)からの変更点として、古い技術の削除や最新技術の追加、セキュリティ重視の出題割合の増加が挙げられます。

未経験者でも、計画的に勉強すれば合格は十分に可能です。

参考書やオンライン講座、模試や仮想環境を活用し、知識を「使える形」に変えることが合格のカギです。

そして、試験合格はスタート地点。

この資格をきっかけに、さらに専門性の高い資格や職種にステップアップしていきましょう。

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  • この記事を書いた人

たけし

30代インフラエンジニア。DPro卒業生。

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社などの正社員として特定派遣やSESで働く。
炎上案件や元請けSIerプロパーのパワハラに嫌気が差し自社サービス開発企業に転職。

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