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CCNA(200-301)に最短合格する勉強方法|未経験からネットワークエンジニア転職

1月 1, 2024

未経験からネットワークエンジニアを目指すなら取得必須。

シスコシステムズ認定のベンダー資格であるCCNA(Cisco Certified Network Associate)に最短で合格する効率的な勉強方法を解説します。

ネットワークエンジニアの面接ではCCNAを持っているかを必ずと言っていいほど聞かれるので、SESのロースキル案件から脱出したいならITパスポートよりもCCNAの勉強を開始しましょう。

こんな人におすすめ

実務未経験からエンジニアに転職したい人

ネットワークエンジニアにステップアップしたい人

会社から「今期の目標はCCNA取得な」と言われた人

入社までにCCNAに合格しなければならない人

CCNA 200-301試験の基本情報

最新バージョンは「CCNA 200-301試験」

2020年2月にCCNAの資格体系が変更されました。

CCNA最新バージョンの試験番号は200-301です。

旧バージョンではCCNAの資格保有者として認定されるためには「CCNA v3.0 200-125J」(1科目)に合格するか「ICND1 v3.0 100-105J」と「ICND2 v3.0 200-105J」(2科目)の両方に合格するかの2パターンありましたが、最新バージョンでは「CCNA 200-301」の試験に合格すれば認定されます。

インターネットで公開されているCCNAの試験範囲、時間、受験料、勉強方法、合格体験談については情報が古い(旧バージョンの)ものが混在していますのでご注意ください。

CCNA 200-301試験の概要

試験時間:120分

試験言語:日本語、英語

試験日:いつでも受験可能(3営業日前までに申し込み)

出題形式:CBT方式

問題数:約100問

試験会場:全国のテストセンターまたは職場や自宅でオンライン受験

CCNA 200-301試験の有効期限

CCNAの有効期限は認定取得日より3年間です。

ただし、再認定要件を満たす(CCNA再受験や上位資格のCCNP・CCIEに合格するなど)ことで、その日からまた有効期限が3年間延長されることになります。

有効期限が切れてしまうと失効となり履歴書や職務経歴書にCCNA保有と書けなくなるので注意しましょう。

CCNA 200-301試験の申し込み方法

CCNAの受験申し込みはピアソンVUEから行えます。

CCNA 200-301試験の受験料金

CCNAの受験料は42,900円(税込)です。

CCNA 200-301試験の難易度

CCNAはネットワークの専門知識を証明できるインフラエンジニアの登竜門的資格です。

ただし、ネットワークに関する網羅的な知識が求められるためIT未経験者にとっては難易度が高く、また、問題文の日本語も若干わかりにくいため、合格するには十分な受験対策が必要なので注意。

合格すると応募できるポジションや採用される企業の幅が圧倒的に広がるなどメリットが多いため、時間とお金をかけてでも合格したいですね。

CCNA 200-301試験の勉強時間

IT未経験者の場合200時間程度が目安。1日3時間程度の学習で約3か月かかる計算です。

また、ネットワークの知識があったとしてもCCNAで求められる知識の習得や問題に慣れる必要があるため、100時間ほど(1日3時間の学習で1か月強)試験対策に割く必要があります。

私や会社の先輩は通勤中や会社のお昼休み、スキマ時間を活用して勉強時間を確保していました。

CCNA 200-301試験の合格率

CCNAの合格率は公表されていませんが約20%~30%といわれています。

また、合格ラインは1,000点満点中800点〜900点といわれています。

CCNA 200-301試験に最短合格する効率的勉強方法

CCNAの試験範囲を確認する

まずはCCNAの試験範囲を確認しましょう。

この試験では、次に挙げる事項に関する受験者の知識とスキルが問われます。

ネットワークの基礎
ネットワーク アクセス
IP コネクティビティ
IP サービス
セキュリティの基礎
自動化とプログラマビリティ

Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA)

CCNAに合格することが最優先であり、ネットワークについて網羅的に学ぶ必要はありません。

試験範囲の知識だけを効率的に勉強するのが一番賢く無駄のないやり方です。

ネットワークの基礎知識を身につける

CCNAはIT業界の実務経験がなくても試験範囲の知識を身につけ、問題集を解きまくれば1か月程度の勉強でも合格できる可能性が高い資格です。

そのため、短期間でのCCNA合格だけを考えるのであれば試験対策の参考書を買う必要はありません。答えを暗記するレベルまで後述のWEB問題集を繰り返し解けばOK。

学校みたく「参考書を読んでCCNAの試験範囲の知識を身につける(インプット)→問題を解く(アウトプット)」流れよりも「問題を見る→当たらなくてもいいから回答する(アウトプット)→解答と解説を覚える(インプット)→足りない知識を解説や学習サイト、Google検索などで埋める(インプット)」流れの方が合格というゴールに最短距離で到達できです。

とはいえ、WEB問題集を解こうにもネットワークの基礎知識がないと専門用語が理解できませんし、それをいちいち調べるのは時間がかかって手間なうえにわからないことだらけで問題を見るのも嫌になってしまうかもしれません。

そこで、まずはネットワーク初心者向けにわかりやすく書かれた入門書を読むのがおすすめ。

「1週間でCCNAの基礎が学べる本」はネットワークについてやさしく解説されているのですぐに読み終えることができ、効率的にCCNA受験に必要な基礎知識を身につけるのができます。

また、これらの学習サイトはCCNA受験に必要となるネットワークの基礎知識が丁寧に解説されており、体系的に学習できるためとても参考になります。

さらに、文字を読むだけだと理解しづらいという場合はYoutubeで「CCNA」と検索すればCCNAで問われるネットワークの知識について解説している動画がみつかりますのでそれを活用するのも手です。

上記の入門書やサイト、動画をひととおり確認してネットワークの基礎知識が得られたら、WEB問題集に取り掛かりましょう。

CCNAのWEB問題集を繰り返し解く

CCNAの試験対策でおすすめしたいのがWEB問題集を繰り返し解くこと。

中でもCCNA 200-301に対応済みで多数の合格者を輩出しているPing-tがイチオシです。

プレミアムコンテンツ(1ヶ月2,640円(税込み)から利用可能)に課金して有料範囲の問題までしっかり対策しておくと合格率が高まります。

全ての問題が金になるまで繰り返し解き、不正解の問題は解説をよく読んで理解を深めましょう。

シミュレーション問題対策を行う

CCNAの問題の中で特に対策必須なのが「シミュレーション問題」。

前述のPing-tで提供されている「Cisco簡易シミュレータ」で対応できますが、それ以外にも無料でできる対策としてCisco Packet Tracerがあります。

Cisco Packet Tracerの詳細、インストールや設定方法などについては下記のサイトをご確認ください。

>>Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)を使いこなそう!

※Cisco Packet Tracer以外にGNS3を使う方法を紹介しているサイトもありますが、GNS3を使うために必要なCisco IOSが入手困難なので個人的に非推奨です。

CCNAの合格率を高める試験対策でダメ押し

CCNA 200-301試験対応の黒本と参考書で理解を深める

ネットワークの知識不足を感じたら、CCNA 200-301試験に対応しており出題傾向を徹底分析して合格に必要なポイントをまとめた黒本(問題集)と参考書で理解を深めましょう。

英語の学習サイト(9tut)で問題集を解く

前職の先輩が「全部英語で書かれているけど、問題と解答を丸暗記すればCCNAに合格できるくらい的中率の高い海外サイトだぞ」と言って紹介してくれたのが9tut.comです。

CCNA 200-301(最新バージョンの試験)に対応している様子。全ての問題や解答・解説を見るためには有料会員(サイト内を見たところ現在は1か月で19ドルか2ヶ月で35ドルの模様)になる必要があるみたいですが、私は英語が苦手で使ったことがないのでご利用は自己責任でお願いします。

実機(Ciscoのルータやスイッチ)に触ってみる

実機(Ciscoのルータやスイッチ)を使ってネットワークを構築してみないことにはイメージがわきづらいという人もいらっしゃることでしょう。

私自身、手を動かしながら体で覚えるタイプなのでWEB問題集を繰り返し解いたりシミュレーション問題対策を行うだけでは、頭で理解できたつもりでも腹落ちするところまではいけませんでした。

そんなときは、実機(Ciscoのルータやスイッチ)操作しながら学べるスクールの無料体験に参加するのがおすすめ。

私のイチオシはCisco社のルータやスイッチを実際に使用して実際にネットワーク構築しながら実務で必要なスキル習得とCCNA対策ができるWinスクールのネットワーク構築&CCNA資格対策コース無料体験です。

他にもCisco社のルータやスイッチの実機をレンタルしつつ操作を自習できる日本キャリアアップスクールもあります。

CCNAのスクールに通う

こんな悩みありませんか

独学はやる気がでない

仕事が忙しくて挫折しそう

わからないところを質問したい

CCNA合格に必要な要点を効率的に学びたい

そんなあなたにはCCNAの試験対策スクールに通うのがおすすめ。

私のイチオシは前述のWinスクールのネットワーク構築&CCNA資格対策コースです。

ネットワークの基礎知識からCCNAの資格対策まで、ネットワーク機器の操作を交えながら教えることに特化したプロ講師が丁寧な個別指導で合格までとことん寄り添ってくれます。

エンジニアが講師のスクールもありますが、ぶっちゃけるとエンジニアは人に教えることに関しては三流なので、いくら知識や技術がある講師だろうとあなたがCCNAに合格するための学びにおいては役に立ちません。

いつでも優しく質問に答えてくれて、丁寧でわかりやすい回答をくれる。あなたに自信をもたせてくれる。学ぶことが楽しくなってもっともっとネットワークについて知りたくなる。そんな講師との出会いがあなたをCCNA合格に近づけてくれます。

未経験からの業界就職率90%以上を誇る就職・転職サポート(無料)がついているので、CCNA合格したのにエンジニアになれなかったという悲劇を回避できる点も魅力です。

まとめ

ネットワークやサーバの設計・構築・運用が事業のメインでかつIT業界の実務未経験者も積極採用している企業では、新人が1~3ヶ月程度の研修期間を経てCCNAに合格したのちネットワークエンジニアとして客先常駐するケースが一般的です。

そのため、ネットワークエンジニアを目指す場合は実機(Ciscoのスイッチやルータ)の操作経験があることよりもCCNAの合格者であることの方が面接で評価されて内定を獲得しやすくなります。

※Twitterでインフラ系の駆け出しエンジニアに「(ヤフオクなどで)中古のCiscoのスイッチやルータを買って自宅で設定練習しろ」というおじさんがいますが、転職活動においては費用対効果が期待できません。それにお金と時間をかけるよりもCCNAの勉強を最優先しましょう。

また、CCNA合格後の転職活動を効率的に進めて内定獲得する方法については以下の記事で紹介していますので、こちらもあわせてお読みいただけると嬉しいです。

おすすめ転職エージェント

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  • この記事を書いた人

たけし

30代インフラエンジニア。DPro卒業生。

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社などの正社員として特定派遣やSESで働く。
炎上案件や元請けSIerプロパーのパワハラに嫌気が差し自社サービス開発企業に転職。

充実した日々を送る中で、駆け出し時代に1から仕事を教えてくれた上司や助けてくれた先輩、病んでいたとき支えてくれた仲間のおかげで今があると気づき、悩めるエンジニアたちのキャリア相談にのりはじめる。

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